ケリー・チャン(陳慧琳)さん、金城武さん出演の「世界の涯てに」
 我が家のCoCoonセレクトの香港映画。
 こういう映画もいいねぇ。白血病に侵されたケリー・チャンさん扮する“ラム”が金城武さん扮する捜し屋の“チュン”ともうひとりスコットランドの青年“テッド”の間で「揺れ動く心」そして「死と生きていく過程」を描いた映画。
 死は必ず訪れる。どう生きていくか、生きている間どう感じるかの過程が大切なんだろうと感じさせてくれる映画。一生懸命やっても報われないことも多い、それでも行動することに意義があるだろうねぇ、きっと。

→数年後にもう一回見る機会があったら、また見てしまうかも。
世界の涯てに [DVD]

 ちょっとネタバレ。






 “ラム”が倒れて“チュン”に病気のことがバレたとき、既に心は“チュン”の下にあるのが見て取れた。絵葉書の伏線もわかりやすく、絶対に探しにくるだろうと予測もできたし、ラストの赤ちゃんも予測の範囲内。それでも、一般的ないわゆる不幸の後の希望を描いてくれているこの映画はいい感じっす。